森林観察学習部会

森林観察学習部会の活動

森を観察しよう
森を知る事は、森を守る事、環境を守る事に直結します。 子供から大人まで多くの市民が森を楽しめるよう私たちは色々な観察会を茅野市“市民の森”で行っています。樹木、 野鳥、草花、動物、等の四季折々の姿、役割を観察し森林 から癒しも頂きます。加えて八ヶ岳山麓、県内外の森林へも足を運び観察し参考にします。
「いろいろな観察会」

観察会 ホオノキ
イワベンケイ
八ヶ岳観察会
<森林観察会> <八ヶ岳観察会>
観察会 八ヶ岳観察会

森に学ぼう
森をより理解するために、勉強会、講演会を実施します。
自然の仕組みや森林の多様性を理解し、森林資源の有効な 利用法を学ぶために幅広くテーマを選びます。
◎自然の仕組み、森林の多様性を理解しよう。
◎森林バイオマスの有効な利用方法を考えよう。
◎地域の風土、歴史を学び将来に生かそう。
「学習と展示、講演会」

学習 展示 講演会

「森について学びたい」、「森での動植物の営みを体感したい」 そう思ったら、お気軽にご参加下さい。


活動記録

平成30年度(2018)までの活動記録をリンク集に纏めます。
令和元年度(2019)以降は「活動一覧」ページの「報告」で検索できます。

市民の森での活動

今、市民の森は!
現在の市民の森の様子をこのタイトルで、会の月報「事務局だより」毎号にも連載しています。
R01年度以降 H30年度  H29年度  H28年度  H27年度  H26年度  H25年度  H24年度  H23年度  H22年度
市民の森 月例観察会
市民の森を散策し、楽しみながら、生態観察をしよう! という気楽な会です。
R01年度以降 H30年度  H29年度  H28年度 H27年度  H26年度  H25年度  H24年度  H23年度
森林療法
日頃野外で活動することが制限されるであろう方と共に楽しめるプログラムを実施しています。
R01年度  H30年度  H28年度9月  H28年度 H27年度10月  H27年度5月
H26年度10月  H26年度7月  H26年度5月  H26年度7月  H25年度10月
森の散策路整備
間伐作業ででた枝葉を整理し、チップ化して散策路に敷く作業を行います。
散策路から見える景色が心地よく、歩きやすい散策路作りを目指します。
R01年度以降  H29年度 H28年度  H27年度  H26年度
ガイドブックの全ページをPDFで見ることができるようにしました。(2024.9.4)
  茅野市 市民の森ガイドブック「市民の森に集う」はこちら
  茅野市 市民の森ガイドブック2「森を楽しむ」はこちら
市民の森ガイドブック2の「観て楽しむ」をベースに、「植物・昆虫を観察しよう」ページを作りました。(2024.9.4)
  「植物・昆虫を観察しよう」はこちら
茅野市 市民の森ガイドブック「市民の森に集う」ができました。(2012.3.1)
茅野市 市民の森ガイドブック2「森を楽しむ」ができました。(2017.3.1)
長年にわたる市民の森での観察を纏めた「市民の森のしおり」をベースに、茅野市 市民の森ガイドブック「市民の森に集う」を発行しました。
そして、多くの方にこの地方の森を楽しんで頂くための、私たちの提案として 2巻目のガイドブック「森を楽しむ」も発行しました。
「市民の森に集う」 目次 PDF(168KB)   「森を楽しむ」 目次 PDF(120KB)
 入手方法はこちらをご覧ください。
「市民の森のしおり 花・実編 2010.4.20版」ができました。(2010.4.20)
市民の森のしおり表紙多年にわたる市民の森での観察会を通して、この森も植生豊かな森であることを知り、たくさんの感動を貰いました。この感動を、多くの人たちと共有しようと「市民の森のしおり花・実編」(A5 42ページ)を作りました。
「市民の森のしおり 花・実編 2010.4.20版」見本3ページ
本冊子は、観察会のお供に使用します。
今回は花・実編ですが、今後は、花・実編を充実させるとともに、樹木編も作ろうと計画しています。
興味のある方、共感され協力をしたい方は森林観察学習部会までお問い合わせください。
2008年度 市民の森 生態調査観察会のまとめ
2008年度、「市民の森生態調査観察会」を毎月定期的に6回実施しました。
毎回、新たな発見があり有意義な観察会になりました。その観察記録をまとめました。
こちら
引き続き、観察会を実施します。皆さんの参加をお待ちしています。
市民の森 池の調査
2008.9.25 池の調査
2008.9.25 池の調査

2008年度、信大山地水環境教育研究センターの協力を得て、市民の池の調査を行いました。調査結果

市民の森 池の観察


学習会

輪講形式の学習会
毎年学習するテーマを決め、一般募集も行い、参加者の輪講形式で進めます。
年度 テーマ 使用テキスト 報告
R06年度
(2024年)
身近な自然を見直しましょう 「諏訪の自然観察ハンドブック」諏訪教育会発行
「植物の形には意味がある」園池公斳著 ベレ出版発行
こちら
R05年度
(2023年)
森林生態を構成する土壌の世界 「森を支える土壌の世界」鷲有光一登著 林業改良普及双書発行
「樹木たちのしられざる生活」ペーター・ヴォールレーベン著 長谷川圭訳 早川書房発行
こちら
R04年度
(2022年)
生物多様性への理解 「絵でわかる生物多様性」鷲谷いずみ著 発行講談社
「大地の五億年」藤井一至著 発行山と渓谷社
こちら
R03年度
(2021年)
生物多様性への理解 「進化とは何か」リチャード・ドーキンス著
ハヤカワ文庫NF
「美しい生物学講義」更科功著 発行ダイヤモンド社
こちら
R02年度
(2020年)
環境と文明 「生命文明の世紀へ ~人生地理学と環境考古学の出会い~」安田喜憲著 第三文明社
「面白くて眠れなくなる植物学」 稲垣栄洋著 PHP研究所
こちら
R01年度
(2019年)
森林を良く知ろう 「異常気象と地球温暖化―未来に何が待っているか」
鬼頭昭雄著 岩波新書
「森林環境2015」 森林環境研究会編著 公益財団法人 森林文化協会
こちら
H30年度 森林生物多様性の学習会 「アジサイはなぜ葉にアルミ毒を貯めるのか」
渡辺一夫著 築地書館
「山の自然学」
小泉武栄著 岩波新書
こちら
H29年度 森林の生態 「イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか」
渡辺一夫著 築地書館
「アセビは羊を中毒死させる」
渡辺一夫著 築地書館
こちら
H28年度 地域資源有効活用 「人と森の環境学」 東京大学出版会
「鉄で海がよみがえる」 畠山重篤著 文春文庫
こちら
H27年度 地域資源有効活用 「里山資本主義」藻谷浩介箸 角川書店
「木質資源 とことん活用読本」
農山漁村文化協会
こちら
H26年度 地域文化学習会 「財産区のガバナンス」古谷健司 日本林業調査会
「諏訪 人と風土」信濃毎日新聞社
「山浦のかたりべ」第1編~第7編 など
こちら
H25年度 里山環境 「里山の環境学」竹内和彦・鷲谷いづみ・恒川篤史編
東京大学出版会
H24年度
H23年度
森林・林業 「グリーンセイバー」
(ベーシック、アドバンス、マスター) 研成社
H22年度
H21年度
森林インストラクター勉強会 「森林インストラクター養成講座講習教科書選集」
社団法人 全国森林レクレーション協会
森林文化学習会
2010年度は、5回シリーズの森林文化学習会
~森林文明の変遷を通して人と森林の関わりを学ぶ~ を開講しました。

・気候変動と森林文明①(第1回) 2010.7.25 実施
・気候変動と森林文明②(第2回) 2010.9.12 実施
・日本列島における人間と森林の歴史①(第3回) 2010.11.21 実施
・日本列島における人間と森林の歴史②(第4回) 2011.1.23 実施
・現代日本人の自然観と今後の人と森林との関係(第5回) 2011.3.13 実施

講演会

総会の講演会
〇~諏訪地域の発展に尽くした人 坂本養川の堰を学ぶ~
講師:関雅一氏(NPO地域学習支援センター代表)2023.5.21 報告
〇~森林の土砂災害抑制効果を考える~
講師 平松晋也氏(信州大学農学部 教授) 2019.5.19 報告
〇~森林を活用した環境共生社会へのみちすじを考える ~
講師 三木敦朗氏(信州大学農学部 助教) 2018.5.20 報告
〇~八ケ岳山麓の縄文人の暮らし~
講師 鵜飼幸雄氏(尖石考古館前館長) 2017.5.21 報告
〇~御柱の歴史と文化~
講師 武居 幸重さん(茅野市在住の郷土史家)  2016.5.22 報告
〇~茅野市における自然エネルギーの取組~
講師 山本 永さん(地域エネルギーイニシアティブ代表)
鷹野鉄也さん(茅野市自然エネルギー推進室次長) 2015.5.17 報告
〇命あふれる里山~生きもののつながり~
講師 多田多恵子さん(理学博士) 2014.5.18 報告
〇~信州の里山の特性と環境保全~
講師 富樫均氏(長野県環境保全研究所) 2013.5.19 報告
〇~八ヶ岳から世界に発信する森林文化~
講師 奈良松範先生(諏訪東京理科大学大学院 教授) 2012.5.20 報告
〇~身近な野性動物の生態と人との関わり~
講師 泉山茂之先生 信州大学農学部 教授 2011.5.22 報告
〇~里山の変化と地球温暖化問題~
講師 中堀 謙二 信州大学講師 2010.5.23 報告
冬の研修会(講演会)
〇~火山灰や森の土から顕微鏡で鉱物を探る~
両角徹生さん(八ヶ岳総合博物館館長) 2024.1.26 報告
〇~今に伝わる縄文文化~   1月23日(日)予定がコロナのため延期
山科晢さん(尖石縄文考古館) 2022.6.12 報告
〇~八ヶ岳の岩石いろいろと博物館展示見学~
両角徹生さん(八ヶ岳総合博物館館長) 2021.1.24 報告
〇~植物の越冬戦略を学ぼう~
講師 多田多恵子さん(理学博士) 2020.1.19 報告
〇~市民の手による森づくり~
講師 中川重年氏(元京都学園バイオ環境部教授) 2019.1.26 報告
その他の講演会
森林文化学習会 講演会
〇~森林の根系を介して見る世界:植物と土壌の関わり~
講師 牧田 直樹氏(信州大学 理学部 理学科 物資循環学コース 准教授) 2023.11.17 報告
地理・地形講演会
〇~諏訪圏の地理・地形の成り立ちと特性を知ろう~
講師 小池 春夫先生(前茅野市八ヶ岳総合博物館館長) 2011.11.20 報告
植物生態学講演会
〇~植物達のあの手この手の驚くような知恵を学ぼう~
講師 多田多恵子さん(理学博士) 2010.8.28 報告

八ヶ岳観察会

北八ヶ岳
~北八ヶ岳の自然と成り立ちについて観察する、ゆっくりプラン~2014.8.2 実施
根石岳、天狗岳、硫黄岳
~八ヶ岳の自然と山小屋の取り組みを学ぶ山旅~2013.8.2 実施
蓼科山と御泉水観察会
~八ヶ岳の植生変化と森の遷移を学ぶ~2011.10.9 実施
硫黄岳
~八ヶ岳の地質、樹木、高山植物を知ろう~2010.7.10 実施
冷山、麦草峠
~北八ヶ岳の黒曜石を巡る~ 2009.7.11 実施
赤岳、阿弥陀岳
~高山の地形、植物を知る~ 2008.7.12 実施
八ヶ岳観察会 植物写真
八ヶ岳森林文化の会では、八ヶ岳観察会を実施しています。
観察会では、地層、岩石を観察し、その成り立ちを学び、植物を調べ、高山での植物分布を知るのが目的です。観察写真は こちら

森林文化見学会

〇~水木沢天然林を体感する~2023.10.21 実施
〇~諏訪鉄山 鉄鉱石採掘搬出活動の痕跡を巡る~2022.9.25 実施
〇~大型バイオマス発電所を見学し、林業の近未来を学ぶ~2021.11.17 実施
〇~中山道と甲州道中が出会う下諏訪で歴史に思いを馳せよう~2020.10.18 実施
〇~諏訪地域の樹木(社寺林)巡り~2019.10.20 実施

実地研修

〇~ペレット工場見学会~2007.9.26 実施
〇~カラマツの魅力探し~2006.8.26 実施
〇~森林資源の活用を学ぶ~2006.7.15 実施
〇~「国有林における森林づくり」の現地研修~2005.6.18 実施

八ヶ岳山麓の観察会

〇~八ケ岳森林軌道史跡を探訪する~2012.7.8 実施
〇~養川が活躍した用水路・大河原堰と滝之湯堰の探訪~2011.7.24 実施
〇~カラマツ林再生に向けた企業の取り組み現場学習会~
~西岳山麓における絶滅危惧種、ヤツガタケトウヒ群落現地探訪~2009.8.23 実施

県内外の森林観察会

筑波大学菅平高原実験所 樹木園見学会
~樹木園見学と森林の復元の取組みを学ぶ~ 2018.9.14 実施
戸隠森林植物園と黒姫高原「癒しの森」
~戸隠と黒姫の森を歩く~ 2012.6.10 実施
木曽赤沢自然休養林
~歩いて学ぼう、木曽赤沢自然休養林~ 2010.9.26 実施
飯山セラピー基地
雄大なブナ林など、飯山の素晴らしい自然環境を体験する 2009.9.13 実施
アファンの森
C.W.ニコル氏と共にアファンの森を育んできた松木氏の案内で森を巡る 2008.10.21 実施
清里キープの森
初秋の清里での渓流と森を歩く 2008.9.6 実施

諏訪の地形・地質

地形地質学習の旅
~諏訪地域の地形・地質と中央構造線見学~ 2012.11.11 実施
講演会
~諏訪圏の地理・地形の成り立ちと特性を知ろう~ 2011.11.20 実施

調査活動

茅野市内で産出される森林バイオマスの利用
『茅野市内で産出される森林バイオマスの利用について』をテーマとして、2007年年度から引き続き調査を行いました。その結果をまとめ、エコフェスタ、市役所ロビーにて展示しました。2008.10.19 調査のまとめ