今、市民の森では!4月

春、芽吹き前の山に「玉のれん」のように花をつけるキブシは、性の不安定な種とも言われているのだそうです。市民の森では、いずれも花数が寂しい2株しか発見していませんが、ずっと雄株と思っていた株に数個実がなっていたことがあります。

今、市民の森では!3月

狩猟期間が終わり、作業班の倒木処理に便乗して、散策路の確認をするために、市民の森に入りました。

今、市民の森では!11月

薄緑のまま枯れかかっている葉をたくさんつけているのはエゾエノキです。この頃になると、樹上で生活していたオオムラサキの幼虫が冬越しのため幹をつたって根元に下りてきます。

今、市民の森では!10月

あっという間に秋の気配を感じるようになりました。頂上広場の傍らでは、薄紫に煙るチカラシバが群れを作っています。

今、市民の森では!9月

笹薮でゴイシシジミの蝶が飛び交います。笹藪には笹の汁液(師管液)を吸うアブラムシ、そのアブラムシを食するゴイシシジミの幼虫がいて、そのため、笹薮をゴイシシジミの成虫が飛ぶ、ということになります。森の中の生物は食物連鎖で繋がっていきます。

今、市民の森では!8月

市民の森の頂上広場は、ネジバナのお気に入りの場所のようです。ねじれることの目的など、この小さな植物のしたたかな戦略は、秋の観察会の講師をお願いしている多田多恵子さん著「したたかな植物たち」に記述されています。是非、ご一読ください。

今、市民の森では!7月

今の季節に市民の森を歩くと、色々な蝶・蛾の幼虫に出会います。今回ご紹介するのはヤママユです。コナラの小枝につかまりぶら下がる姿は、可愛くもあり厳かでもあります。

今、市民の森では!6月

市民の森の第一駐車場から山頂コースを少し上ると、道路上に沢山の合弁の雄花が落ちています。葯が暗紫色の雄しべ、これはサルナシですね。サルナシは市民の森では初観察です。

今、市民の森では!5月

この季節、特徴のある若葉で判別しやすい樹種もあります。カマツカです。今年は、沢山のカマツカを発見することができました。