ミニ写真展 No14
毎年シーズンオフは、ゆいわーく茅野1Fフリースペースで、市民の森の観察で撮り貯めた写真を使ったポップ風の、ミニ写真展をしています。お出かけの折に是非ご覧ください。
毎年シーズンオフは、ゆいわーく茅野1Fフリースペースで、市民の森の観察で撮り貯めた写真を使ったポップ風の、ミニ写真展をしています。お出かけの折に是非ご覧ください。
植物や動物が生まれる前から地球で創り出された鉱物は、岩石や土や泥の中にいろいろな形で存在しています。今回は身の回りにある土の中の鉱物を、実体顕微鏡を使って発見、観察してみます。
薄緑のまま枯れかかっている葉をたくさんつけているのはエゾエノキです。この頃になると、樹上で生活していたオオムラサキの幼虫が冬越しのため幹をつたって根元に下りてきます。
牧田直樹氏(信州大学理学部 物質循環学科 牧田研究室)に樹木の根の様々な生態について、土壌との係わりについて、豊富な映像を見ながらお話ししていただきます。
今回の森林文化見学会として木祖村水木沢天然林の一日バスツアーを参加者18名で実施しました。「原始の森コース」の見学、仲秋の森の中の道はトチノキやホオノキ、ブナ、ミズナラ、マルバカエデ、ムシカリ等の落ち葉で埋まっていました。
多田多恵子さんを講師に迎えて午前中は雨の中フィールドでの観察会、午後からゆいわーくで「実物に勝るものなし」の言で、タブレットで標本をスクリーンに映しながらの解説を聞きました。
笹薮でゴイシシジミの蝶が飛び交います。笹藪には笹の汁液(師管液)を吸うアブラムシ、そのアブラムシを食するゴイシシジミの幼虫がいて、そのため、笹薮をゴイシシジミの成虫が飛ぶ、ということになります。森の中の生物は食物連鎖で繋がっていきます。
水木沢天然林は、江戸時代に尾張藩により伐採が行われ、針葉樹と広葉樹が混交している大変貴重な天然林です。原始の森コースと太古の森コース(各1.5h)を現地のガイドさんの解説で散策します。