11月7日 市民の森 秋の観察会
信州大学平松教授を講師にお招きし、2019年総会時講演テーマ「森林の有する土砂災抑制効果について」のフィールドワーク版。(コース:駐車場~沢沿いの小径~南コース崩壊斜面2か所)。
信州大学平松教授を講師にお招きし、2019年総会時講演テーマ「森林の有する土砂災抑制効果について」のフィールドワーク版。(コース:駐車場~沢沿いの小径~南コース崩壊斜面2か所)。
市民の森で一番目立つカラマツが黄金色に輝き落葉間近です。カラマツは寒冷地においても成長が早く戦後植林されましたが、建材としては嫌われものになっていた時期もありました。しかし最近は技術の進歩で需要が伸びているそうです。
間伐等の整備をした中央コースのビューポイントからは冠雪の八ヶ岳が望めます。この森には私たちが長く関わってきた痕跡がそこここに溢れています。これまで活動を引っ張ってこられた方々への感謝を胸に、これからも市民の森が世代を超えて共に在りますように!
信州F・POWERとは、林業再生と再生可能エネルギー利用を目的とした大型バイオマス発電所と製材所。長野県林業総合センターは長野県の林業を統括する施設で、林業の現状、近未来を解説して頂きます。
吉田山は昭和40年代の開発を経て、現在、緑豊かな「市民の森」として親しまれています。そんな吉田山の過去・現在・未来を平松晋也教授(信州大学)、みんなで見て歩き考えましょう。
秋の気配が感じられる山頂付近では、鮮やかな青紫色のトリカブトが咲いていました。一方、トリカブトに生息するエメラルド色のトリカブトフクレアブラムシの姿はここ数年見られないので、情報がありましたらお寄せください。
市民の森は、この時期一瞬だけ姿を見せるキツネノカミソリが咲いていましたが、連日続いた降雨で荒れ気味です。今後も、この大切な森を見守り、恵みを受けつつ付き合っていけたら良いですね。
元気づくり支援金事業の一つであるコーナー展示(ゆいわーく茅1Fフリースペース)を開始しています。これから、11月まで、その時々に観察できるいきものたちを、随時入れ替えながら紹介していきます。