自然観察会

市民の森の第一駐車場から山頂コースを少し上ると、道路上に沢山の合弁の雄花が落ちています。葯が暗紫色の雄しべ、これはサルナシですね。サルナシは市民の森では初観察です。

この季節、特徴のある若葉で判別しやすい樹種もあります。カマツカです。今年は、沢山のカマツカを発見することができました。

今回のイベントは４年ぶりの開催予定となりました。今年は季節の進みが例年より早く山菜も終盤、下見もギリギリに設定、講師とスタッフ５人で散策路を歩きました。しかし天気予報は天候悪化のまま、残念ながら中止となりました。

横河口からの藪の中で、今年もひっそりとアズマイチゲが咲いています。今回、初公開です。

狩猟開けの日、南コースではテングチョウが飛び回り、池ではマガモが優雅に泳いでいました。いよいよ、観察会シーズンがやってきます。今年はどんな動植物に会えるか、楽しみです。

１１月２５日に、エゾエノキの根元で、オオムラサキの幼虫に会うことができました。春にエゾエノキの葉が茂るまで、無事でいてくれることを祈るばかりです。