月例観察会 7月

観察会風景

~楽しみながら 動植物の生態を観察しませんか~  【森林観察学習部会】

2021.7.13

7月中旬以降は、オオムラサキが飛ぶ季節。昨年の7月の観察会では、オオムラサキ6頭が獣糞に群れているのを見ることができましたので、今年も期待したのですが、今年は1週間早めたせいか、姿を見ることができませんでした。
今回は、シナノキ、キササゲの花を観察しようと。北コースを重点的に観察しました。
写真は、横河口をスタートしてすぐ、マタタビを見つけ、雌雄何れの株か、葉が白くなる仕組みなどを、観察している様子です。何か見つけると、じっくり観察になりますので、なかなか、前進できませんが、出会いを大事に進めています。
ハクウンボクの葉柄の基部が膨らんでいるのにも着目しました。膨らんだところを割ってみると、もう冬芽が作られていました。
これを葉柄内芽といい、来年の芽(冬芽)が、葉柄の中に納まっていて、葉が落ちると冬芽が現れるという仕掛けです。
他に、キハダ、ヌルデなども同じだそうです。

月例観察会  7月の掲示(PDF:641KB)はこちら

(更新日 : 2021年08月02日)