11月30日 森林文化見学会

~釈迦堂遺跡博物館見学会~  

[森林観察学習部会]

2025.11.30

当初計画で予定した参加人数15名に対し、8名の参加者(7名不足)であったが、茅野観光バスのキャンセル料を払うより、実施の方が赤字額は小さいとの判断で、予定通り実施した。9:10釈迦堂遺跡博物館到着後、学芸員 林さんの解説を聴きながら、11時10まで見学をし、予定通り12:30茅野運動公園駐車場に戻り今年度の森林文化見学会は終了した。
この博物館は、発掘された土偶及びその欠片と土器が見学者目線で展示されていて、大変スッキリしていること、学芸員の説明が大変分かり易く見学の充足感が大きかった。ここで発掘された沢山の土偶の顔は、縄文のビーナスの顔付きに良く似ていること、更に胴体の形も似ているところが多く、釈迦堂と尖り石との交流を想定できること。ただ、土偶の大きさはどれも、縄文のビーナスや仮面の女神と比べると半分以下の大きさである。土器についても、縄文前期から後期までを順に並べていて、時代の進展により土器がどう変化していったかが良くわかった。
博物館の位置も笛吹市及び甲府の盆地を望む高台にあり展望室からも縄文人の生活空間等が想定できた。 少人数であったが、良い見学会ができたと思う。

<写真集>

(更新日 : 2025年12月27日)