ガイド派遣事業(市民の森と観察活動の紹介)7月

~市民の森の紹介と観察活動の紹介~ 

【森林観察学習部会】

2025.7.19
ガイドブック1を制作時に植物ガイドの草本の監修を白鳥保美先生(当時宮川小学校の教頭)にお願いしました。その繋がりで、当会の自然観察の活動を評価してくださり、今回も、諏訪の先生OBの集まりである「諏訪の自然を学ぶ会」のイベントとして、市民の森という豊かな森があること、そして市民の森での自然観察活動を是非紹介したいので、案内してほしいと依頼されました。
「諏訪の自然を学ぶ会」とのことなので、昆虫観察も入れ、生き物たちの繋がりを中心にガイドすることとし、案内ルートは、沢沿いの小径→野鳥の小径のアワブキまで→山頂コース→第一駐車場とし、ゆっくり丹念に観察できるようにしました。
下見では、トンボもチョウも飛ばず、夏休みかと思うほどでしたが、当日は、ニホンカワトンボ、ジャノメチョウ、アオカナブン、スジクワガタが観察でき、最後にコムラサキ、オオムラサキ♀が飛び、大喜びでした。
人数は7名だったので進行もスムーズで、対話形式で質問のやり取りもでき、ゆとりのある観察ができました。終わりの会で、代表の方から、「諏訪の自然を学ぶ会」では、過去亜高山帯とか非日常的な所の観察をやってきたが、身近な自然も掘り下げれば、こんなに面白いことが分った。今後は、身近な自然にも注目していきたいというお話があり、我々の観察会の目的を理解頂け、遣り甲斐がありました。

(更新日 : 2025年07月31日)