長野県諏訪地域振興局林務課から、11月19日に、今年度の茅野市「市民の森」“市民の池”奥のアカマツ林の間伐の現地検査を受け、その際、2か所の除地を指摘され、検査結果は、保留されました。
11月27日に除地の測量結果を提出し、12月3日付けで、令和6年度信州の森林づくり事業(県単独森林整備事業)の補助金39,500 円の交付が決定しました。
12月24日までに、長野県と茅野市へ補助金請求書を発行しました。
森林整備や間伐作業に参加した会員各位、ありがとうございました。
令和6年度 申請時の間伐の広さ 0.34ha
除地 0.04ha
補助金交付決定の広さ 0.29ha
小数点以下5桁の処理で 0.29haとなる
令和6年度の森林整備活動は、色々なことが有りまとめました。
3月5日 “吉田山市民の森施業協定”(茅野市、財産区、当会の三者協定)第3条3項により、毎年の森林整備の実績報告と令和6年度の間伐範囲を相談する。
当会から、第一駐車場奥の「市民の森」最南端南斜面と“市民の池”奥のアカマツ林の2カ所を提案する。
財産区から、最南端南斜面は、民有林(個人所有)と接しており、「市民の森」との境界の相互確認が必要で時間を要するので“市民の池”奥のアカマツ林で間伐作業を実施する指示があった。
3月18日 作業班による、アカマツ林の踏査実施
3月24日 森づくり部会作業班の全体会議開催で間伐範囲等について説明。
4月6日 作業班による、森林整備を開始(安全祈願)作業内容は、まだ間伐作業に入らず散策路の危険木処理や昨年度の間伐材の引出しを開始。
4月22日 諏訪地域振興局林務課によるアカマツ林の現地調査を実施。間伐に適している確認を受ける。
ここで了解を受けないと、補助金は、もらえない! 当会の今年度の間伐範囲の割り当ては1.2ha との示達を受ける。昨年度は1.5ha だった。徐々に狭くなる。
4月30日 茅野市農林課に伐採届を提出従来、伐採届は、3月初めに提出し、4月初めに、伐採適合通知を受け森林整備(間伐)を開始している。
今年度から、諏訪地域振興局林務課により、当会の令和6年度間伐予定範囲を現地で事前確認が必要との事で伐採届の提出を遅らせていた。
5月10日 茅野市農林課から伐採の適合通知を受領。
5月18日 アカマツ林の間伐作業も開始。
6月8日 新入会員による、アカマツ中径木の初伐倒。※新入会員は、長野県林業総合センターの伐木造材課程を受講済み。
6月12日 伐倒事故を発生させてしまった。以後、アカマツ林の間伐は中断。反省会、対策打ち合わせ、と各部門への報告を実施。
9月4日 散策路の危険木処理を中心に作業班の活動を再開。原則、危険木処理以外は、伐倒を行なわず、森づくり部会事業利用材の確保のため、今年度の間伐範囲から材の引出しを始める。
幸い、寄付金でエンジンロープウインチ、大型の運搬機を購入していたため、引出し、運搬は、少人数で作業が可能だった。
9月18日 今年度間伐範囲の測量実施し、補助金申請書作成を開始。
10月19日 信州伐木チャンピオンシップ2024に、スタッフ参加。
11月9日 令和6年度の森林整備を終了。
11月12日 信州の森林づくり事業(県単独森林整備事業)補助金申請書を提出。
11月19日 諏訪地域振興局林務課による、今年度の間伐範囲の検査実施。2か所の除地を指摘され、検査結果は保留となる。
11月27日 除地の測量結果を提出。
12月3日 補助金の交付決定通知 受領その後、長野県への補助金請求書や、茅野市への間伐対策補助金交付の請求書を提出中です。
※ 除地:間伐は、間伐範囲内の全域で伐倒した立木本数や材積が3 割が原則です。今回、現地検査で、間伐範囲の一部で、今年度の伐根(新しい切り株)が無く、3割間伐が確認できず、その範囲を間伐範囲から除く指示を受けました
(更新日 : 2025年01月01日)