今、市民の森では!9月

2024.9.17

キバナアキギリ(黄花秋桐) シソ科 アキギリ属 多年草

今の季節、沢沿いの小径で、キバナアキギリが咲いています。
キリに似た形の淡い黄色い花を秋に咲かせることからキバナアキギリと名付けられたそうです。
矢崎さんの観察ノートを掲載します。

~キバナアキギリ(シソ科 アキギリ属)日本固有種~
名前も佇まいも素敵ですが、よく見ると紫色の蛇の舌みたいなものが飛び出ている。ナニコレ?と調べるとこれは雌蕊だが、受粉の仕組みが難しい!
雄蕊4個のうち2個は花粉を作る本雄蕊。2個は葯が退化した仮雄蕊。虫が花に潜り込み仮雄蕊の葯を押すと、花糸と葯隔の接点を支点にし、本雄蕊の葯がシーソーのように下がり花粉が虫の背中にくっつくとか。
う~ん、来年も要観察!

(更新日 : 2024年09月28日)