ガイド派遣事業(信濃教育会の理科の先生方の研修会)8月

ポイント毎に集まって解説

~信濃教育会の理科の先生方の「理科観察・実験講習会」研修会~ 

【森林観察学習部会】

2024.8.2
5月3日に諏訪教育会の先生方3名を案内したのは、事務局だより6月号で報告しましたが、その第2弾として、信濃教育会の理科の先生方の「理科観察・実験講習会」と題した研修会を20名の参加で市民の森で行いました。
理科の先生の研修ということなので、今回は、井村と昆虫に詳しい馬場さんの二人で案内しました。
半日と時間が短いので、生き物の棲み分け、生き物たちの繋がり、生き物の生活環を中心にガイド資料を作成し、そのガイドに沿って進行しました。
ルートは沢沿いの小径→南コース→池→野鳥の小径→山頂コース→第一駐車場の予定でしたが、内容盛り沢山で、池到着が11時30分を過ぎてしまいました。そのため、野鳥の小径には回らず、池から来た道をもくもくと帰り、終了は12時30分になっていました。
参加された方はベテランの先生も多く、出だしはこんな内容でいいのかと緊張しましたが、皆さん、我々が提供する情報をメモにとり、熱心に傾聴されていました。ガイドブックやガイド資料は、点の観察ではなく、時間経過、生き物の繋がりをたどった観察の結果の情報なので、多くの先生方から参考になったという感想を頂きました。
当会の環境カレッジ、学校講座の紹介もしましたが、結局、授業に取り入れるかどうかは担当の先生に依存します。白鳥先生からも、総合学習にとりいれるよう推奨して頂きましたので、環境カレッジの講座にオファーが入ることを期待したいと思います。
また、皆さんから、このような貴重な森を維持していってほしいとの要望がありました。

 

(更新日 : 2024年08月27日)