今、森林整備事業は 7月

信州伐木チェンピオンシップ2024の事前講習会に参加して (2024.7.25)
作業班は、10月19日に開催予定の“信州伐木チェンピオンシップ2024”にスタッフ参加に応募しています。
長野県林業大学校(木曽町)で事前講習会が開催され、作業班3名で参加してきました。

事前講習会の目的は、競技会の趣旨の説明と選手へのチェンピオンシップのルール等を説明することです。
午前中は、大学校の教室で、チェーンソーの基本操作や伐倒方法の基本について、プロの方から説明を受けました。
午後から、第5回日本伐木チャンピオンシップ(2024.6.2)で優勝した方の模範伐倒を見学しました。

写真2は、模範伐倒で、始めに受け口を切り、この時、ガンマークを伐倒方向の目標ポールに合わせながら切っている所です。この後、受け口の斜め部分を切ります。計測結果は、15m先の伐倒目標から2.5cmの誤差で、受け口の角度は、45.9度でした。又、追い口は、おいづる伐りで行っています。
重要点:うけ口は、水平部分から切り、会合線をガンマークで伐倒目標にしっかり合わせる。受け口の角度は、30度から50度の範囲。会合線の少し手前(外側)に向かって切り進め、最後に、会合線に合わせる調整を行う。追い口は、おいずる切りです。(ヨーロッパでは、基本の伐倒方法で、日本は、遅れているそうです!)
その他詳細については、森づくり部会作業班の反省会等で説明したいと思います。

※伐木チェンピオンシップは、既に、他県で実施していますが、長野県は、今回が初めての開催で、審査員、スタッフも初めて開催に向け準備進めているとのこと。

(更新日 : 2024年07月31日)