安全祈願: 手に持っているのは山神さまに捧げる日本酒
1)茅野市「市民の森」 令和6年度 森林整備を開始4月6日(土)から今年度の森林整備を開始しました。2月から3月の湿った雪の影響で、多くの風倒木が散策路を塞いでいます。安全祈願の後は、さっそく危険木処理を始めました。昨年度末に購入した、エンジン式のロープウインチがかかった木の処理に役立っています。
2)令和6年度 森林整備(間伐)範囲について
3月の茅野市と財産区との打合せで、「市民の森」“市民の池”奥のアカマツ林を令和6年度の間伐範囲として予定しました。その後、長野県諏訪地域振興局林務課から今年度の信州の森林づくり事業(県単独森林整備事業)の補助金について連絡が有り、今年度の当会の間伐面積の割り当ては1.2ha(昨年度は1.5ha)で、事前に間伐予定範囲が間伐に適したアカマツ林か確認することになりました。
4月22日に林務課職員2名と当会の作業班2名でアカマツ林を調査し、間伐実施に問題ないことを確認しました。当会は、4月中に茅野市農林課に伐採届を提出し、5月中旬から本格的に間伐作業を開始したいと思います。
参考:長野県は、令和5年度から、長野県の森林整備方針を、“間伐から主伐再造林”に舵を切りました。長野県の森林も、戦後の植林から間伐期間を経て、現在、材が大きく育ってきました。そのため、生産林を中心に、材を活用し、その跡地に植林し再造林する時期になりました。当会は、平成18年(2006 年)から「市民の森」の森林整備を本格的に開始しましたが、「市民の森」は生産林ではなく、市民が自然を楽しむ環境林です。しかし、カラマツ、アカマツは、大きく育ち大径木が多くなっており、環境林における、今後の森林整備をどう進めるか模索しています。そんな中で、今年度の定期総会の講演会に、諏訪地域振興局林務課職員を招き、環境林における森林整備のあり方の講演を予定しています。
3)機械購入について
昨年度末から、今年度初めにかけて、寄付金を利用し、下記2つの森林整備機械を購入しました。有効に活用しています。
(更新日 : 2024年04月27日)