ちの旅「市民の森でいきもの探し」8月

どれどれ お名前は?

~虫取り網をもって野山を駆けまわる体験を~  【森林観察学習部会】

2023.8.11

新型コロナ感染拡大の影響で、2年間実施出来なかったが、令和5年度は、7月30日と8月11日の2回に限定して実施する契約としました。(日程を限定することでガイドのスケジュール調整を容易にするため)
7月30日は申請が無く中止となったが、8月11日は参加者2家族 計9名の申し込みがあり、実施しました。1家族は大人2名、子供4名の家族、もう1家族は大人1名、子供2名の家族で、いずれも東京都在住の家族でした。当日は快晴で、気温も上がり、昆虫の出現は厳しいとの予想に反し、オニヤンマ、シオカラトンボ、アカトンボやイチモンジチョウ、シジミ、ヒグラシ、キマワリ等を捕獲できたほか、子持ちサワガニも捕獲できた。また駐車場から水車小屋へ向かうメイン道路ではトカゲやクワガタが他の生きものの餌食になった残骸等も子供たちが見つけ観察していたし、捕獲はできなかったが、ミヤマカラスアゲハ、キアゲハ等も飛び交い、昆虫の出現は豊富でした。
今回はコロナ明けでの3年ぶりの実施だったが、年間の日程を2回に固定したことにより、ガイドの予定も組みやすくなってよかった。ただ昆虫捕獲の観点から8月に入ると、昆虫の出現頻度が減少する傾向もあり、この暑さが続くことを考えると、7月後半と8月第1週までに限定して、回数をもう1回程増やすスケジュールを組む等の検討が必要と思いました。参加した家族は皆、喜んで満足してもらえるので今後とも、うまく継続していけると良いと思いました。

<観察昆虫>
蝶:イチモンジチョウ、ヒョウモンチョウ、ミヤマカラスアゲハ
トンボ:オニヤンマ、オオシオカラトンボ
その他:キマワリ、エサキモンキツノカメムシ、アリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)

 

(更新日 : 2023年08月31日)