今、市民の森では!7月

ヤママユの幼虫

2023.7.18

ヤママユ
ヤママユガ科

胸脚を胸の前で合わせ、腹脚の最後尾と尾脚でコナラの小枝につかまりぶら下がる姿は、蛹になる準備なのでしょうか?その姿は可愛くもあり厳かでもあります。

今の季節に市民の森を歩くと、色々な蝶・蛾の幼虫に出会います。7月と言えば、栗の木から大きなクスサンの幼虫が落ちてくることが多いのですが、クスサンは事務局だより第103号で紹介しましたので、今回はヤママユです。
ヤママユは翅を広げた幅が14cmもある大きな蛾です。天蚕とも呼ばれるヤママユの繭は、薄い緑色をした生糸がとれ、珍重されています。

(更新日 : 2023年07月30日)