~市民の森の希少木を残すための調査~ 【森林観察学習部会】
2022.8.26
森林整備事業部の本年度後半の間伐予定地の植生調査を森林観察学習部会の5名で実施しました。
雨上がりで非常に蒸し暑い日でしたが、水分補給をしながら進めました。足場も悪く、間伐作業時は、もっと大変だろうと想像できます。事業部の皆さん本当にご苦労様です。
調査結果としては、地形的に沢に近いため湿った土地の好きなウワミズザクラ、大きな葉を付けたオオバアサガラが目立ち、他にコナラ、カラマツ、コブシ、カエデ類などで構成され、アブラチャンが下層を占めています。
特に、残してほしい樹種はありませんでした。
しかし、市民の森では少ないシデ類(クマシデかサワシバ)の幼木を見つけました。(下写真の葉)
近くに親(成木)がいると思い捜しましたが見つけることができませんでした。
そこで、ヤシャブシに似たこの葉を持つ成木を見かけましたらお知らせ願います。
(更新日 : 2022年08月30日)