~楽しみながら 動植物の生態を観察しませんか~ 【森林観察学習部会】
2022.6.21
今回は梅雨時の横河口駐車場の泥濘を避けて、第一駐車場集合とし、駐車場→沢沿いの小径→南コース→(池)→野鳥の小径→中央コースとしました。
参加者はスタッフを入れて20人となりましたので、2班に分かれて行動しました。
今回から、熱中症の危険があるのでマスクは自己判断としました。
6月下旬はオオバアサガラの開花時期なので、池から北コース側のオオバアサガラ群生地まで行く予定でした。しかし、下見で南コースにオオバアサガラの群生があり、満開であることが分かましたので、距離が短縮できたので時間に余裕ができ、3時の予定より早めに終了しました。
コース決定は、その時期に観察できるもの、観察できる場所、所要時間、昼食はトイレのある場所、などを考慮して決めますが、なかなか大変です。
今回のトピックは、沢沿いの小径で、小さく黒い小動物がチョロチョロと沢の流れに入ったり出たりしながらエサ探しをしているのに出会いました。いつものように「かわい~!」の声。大勢の見物人を気にする様子もなく、エサ探しに夢中です。この小動物は、一瞬モグラ?と思われるような尖った口先を持ち、水に入っても毛は撥水性があるように見えました。後から調べたところ、トガリネズミ科のカワネズミではないかと思われます。10年以上沢沿いの小径を通っていますが、初観察でした。まだまだ、観察していないいきものが沢山生息しているはず。出会いが楽しみです。
帰りの野鳥の小径から、昨年度の間伐地にでてきた所で、「わー、明るくなったねー!」という声が聞こえました。森を歩いて、当会の森林整備を評価して頂けるのは嬉しいことです。今後も、参加者に森林整備の意義を伝えていきたいと思いました。
しかし、しかし、今日は目の周りを飛び交うメマトイに一日中悩まされました。この季節の開催事業では、考慮しておく必要を感じました。
月例観察会 6月の掲示(PDF:821KB)はこちら
(更新日 : 2022年06月29日)