今、市民の森では!11月

2021.11.13

黄金色に輝く落葉間近11月のカラマツ

茅野市の人工林の90%以上が戦後植林されたカラマツ。市民の森でも一番目立つ樹種です。
寒冷地においても成長が早く、木材強度に優れ、工事用坑木や電信柱に使用される予定でしたが、伐期を迎えた今日、その役割は鋼材やコンクリートに取って代わられ、また建材としては繊維が螺旋状に成長するため、ねじれや割れが生じやすく嫌われものになっていました。
最近は乾燥技術や加工技術の進歩で大規模建築材としての需要が伸びているそうです。

カラマツ集成材
カラマツ集成材

カラマツ集成材を製造している長和町斎藤木材工業(株)を見学した際いただいた破材の経年変化を観察中。
10年以上、風雨に晒すも剥がれていない。

(更新日 : 2021年11月28日)