~楽しみながら 動植物の生態を観察しませんか~ 【森林観察学習部会】
2021.10.12
1,2回、霧雨が降る天気でしたが、予定通り、山頂コースを頂上までの観察ができました。
集合場所の四阿で、羽化に失敗し翅に障害を持つアサギマダラに遭遇。昆虫担当スタッフから羽化のメカニズムなどを聴き、蝶が命を全うする難しさなどをみんなで実感しました。飛べないアサギマダラは、命を全うできるよう叢へ移してスタートしました。そして、流石、昆虫担当スタッフ。ハンノキの枝にミドリシジミの卵を見つけました。この木は、数回、ミドリシジミの幼虫を観察した木です。ミドリシジミに限らず、チョウの成虫は幼虫の食草・植樹をどうやって認識しているのでしょう。卵を産む木を間違えたら幼虫の死活問題なのですから、いつも感心させられます。
10月は実りの秋。色とりどりの実が森に彩を添えています。
今回は、お子さん連れの参加で、平均年齢がグンと下がりました。
月例観察会 10月の掲示(PDF:656KB)はこちら
(更新日 : 2021年11月01日)