月例観察会 8月

~楽しみながら 動植物の生態を観察しませんか~  【森林観察学習部会】

2021.8.10

台風が通過した直後で予報では風が5mだったので、風が強かったら落枝の危険があるのでやめようと、取敢えず現地集合しました。
しかし、幸運にも、風もほとんどなく、しかも、日射が少なく暑さも程々で予定通りのルートで観察ができました。
お盆の季節にはキツネノカミソリが見頃になります。
今月から、昆虫担当のスタッフが復帰したので、昆虫観察が充実しました。
この季節に咲く花は少なく、ついつい昆虫の観察が中心になります。オオムラサキ、ミヤマカラスアゲハなど大型の蝶が目を引きましたが、池の付近では多種のトンボが行き交い、この季節ならではの賑わいでした。
ギンヤンマ夫婦の産卵は感動ものです。メスはオスの尾の先にある尾部付属器で後頭部を掴まれ、しっかりと支えられ(連結産卵という)、水中の枝下にせっせと産卵をしています。暫し、夫婦協働作業を感心して観察していました。

月例観察会  8月の掲示(PDF:596KB)はこちら

(更新日 : 2021年08月31日)