月例観察会 4月

観察会風景

~楽しみながら 動植物の生態を観察しませんか~  【森林観察学習部会】

2021.4.13

数日前から天気予報に雨マークが付いていたので、座学のケースも考慮して準備をしていました。しかし、朝の予報では午前中の雨は0.9mmというので、出来る限りフィールドでの観察を試み、早々に雨となった場合は座学に切り替えることにしてスタートしました。コースは、山頂コース→中央コース→南コースの一周の予定でしたが、雨が落ちてきたらすぐ戻れるように、沢沿いの小径周辺をのんびり観察ということにしました。
連日暖かい日が続いていたので、春一番の花のアブラチャン、ダンコウバイ、ツノハシバミはもう終わりでした。日差しもなく寒い日でしたので、チョウも飛びませんでした。
なんとか午前中はもちましたので、以下の観察をして、まずまずの初回でした。

〇葉が出ていない今の季節だから観察できる樹種による枝ぶりの違い
〇落葉による立木の樹種の判別
〇葉が似ているウバユリとミドリヒメザゼンソウの葉脈の違い
〇市民の森の大木、第3位のクリ(胸高直径79.3㎝)
第4位のホオノキ(胸高直径70.8㎝)
〇エビガライチゴの伏条繁殖
導管、師管の水と栄養の流れはどうなるかは宿題

月例観察会  4月の掲示(PDF:617KB)はこちら

(更新日 : 2021年04月26日)