今、市民の森では!2月

メグスリノキ

2021.2.25

メグスリノキ(目薬の木) ムクロジ科 カエデ属 落葉高木 雌雄異株
市民の森で、紅葉した「メグスリノキ」を発見しました。
早速、家に戻って図鑑を開きフムフム、別名チョウジャノキ。
「戦国時代の武将黒田官兵衛を輩出した黒田家は、本種から製造した目薬で財を築いて台頭、その後も目薬が基盤となって一族の財政を支えたという。目薬長者が別名の由来である。」メグスリノキの出会いから歴史がひも解けました。
紅葉の色は鮮やかなサーモンピンクとも明記されていました。
確かに、森の中で一際目立つ紅葉が発見につながり、プロペラ型の果実、茎の毛深さが同定のポイントになりました。
※:「葉っぱで見わけ 五感で楽しむ樹木図鑑」 監修 林将之 ナツメ社

(更新日 : 2021年02月28日)