11月17日 月例観察会まとめ会

講義風景

~楽しみながら 動植物の生態を観察しませんか~  【森林観察学習部会】

2020.11.17

市民の森での観察が終了した後、一年の振り返りと、レベルアップのための講義を実施しました。
講義は、小山明人さん(八ヶ岳総合博物館市民研究員キノコ班講師)に以下の内容でお話頂きました。

1キノコのマメ知識
2栄養の取り方と分類
3キノコの生活史、胞子の散布
4諏訪のキノコ・吉田山のキノコ
一般にキノコといえば、食べられるか、毒があるかに話が集中しがちですが、今回は、キノコの基礎を学ぶのが目標です。

栄養の取り方で、菌根菌と腐生菌と寄生菌に分けられ、菌根菌であるマツタケなどは樹木との共生環境が作れないので栽培ができない。腐生菌は栽培が可能でス―パーなどで販売されている。実際に日常見ているキノコの性質、販売事情が繋がりました。
キノコの生活史、胞子の散布として、風、虫、雨を利用するなどの説明があり、植物、昆虫と同じレベルでの理解ができた。
講義内容は資料として配布頂きましたので、折に触れ復習していきたいと思います。

今回は、コロナ禍での実施ということで、ゆいわーく茅野の指示により、全員マスク着用、開始・終了時に手が触れる場所(机・椅子・スイッチ類)のアルコール消毒を、参加者全員で行いました。

(更新日 : 2020年12月01日)