月例観察会 8月

~楽しみながら 動植物の生態を観察しませんか~  【森林観察学習部会】

2020.08.18

今年の特別の暑さの中、新型コロナウイルス感染防止と熱中症防止をとりつつの観察で、どうなることかと心配でしたが、今日だけは少し涼しく、日陰の沢沿いの小径は暑さも苦になりませんでした。森の木々による冷房効果は快適です。
今日のコースは、第一駐車場から沢沿い小径を水車小屋まで行き、山頂コースを駐車場まで戻ります。そして、密を避けて自車で山頂へ。山頂周辺の日陰を捜しながら観察し、頂上広場で解散にしました。
市民の森は、一般車の乗り入れ可能なのは今回利用した山頂コースのみですので、ご注意ください。
お盆の頃はキツネノカミソリの花が咲く時期です。花期が短いのでなかなか月例観察会の時に観察が難しいのですが、今年は辛うじて数輪の花が残っていてくれました。月例観察会の長年のメンバーでも「花を始めて見た」という感想があったほどです。
今の時期は、昆虫も暑さを避けているのか、花も消耗を避けているのか、端境期ですが、月例観察会のメンバーの目は、花、実だけでなく、小さな幼虫も見逃しません。この時期にしては、まずまずの観察成果がありました。
月例観察会では毎年1回、市民の森との植生比較の意味で、市民の森を離れ他の場所の観察を実施しています。今年は、入笠山のゴンドラが地元在住者無料というチャンスを使って、9月1日に入笠湿原の観察をすることにしました。

月例観察会  8月の掲示(PDF:613KB)はこちら

(更新日 : 2020年08月29日)