月例観察会 9月

~楽しみながら 動植物の生態を観察しませんか~  【森林観察学習部会】

2019.09.17

久しぶりに雨の心配もなく、安心して全工程を実施できました。
今回は頂上まで車で移動し、中央コースを下り池で昼食をとり、東コースを駐車場へ戻るルートにしました。このルートはガイドブックのコースタイムを合計すると2時間半くらいで回れることになっていますが、月例観察会では全コース歩きでは3時までに駐車場まで戻れないので、頂上までを車を使うことにしました。

頂上手前のオオムラサキ幼虫の観察木だったエゾエノキに昨年はオオムラサキ幼虫を観察できなかったので、木の成長、まわりの環境の変化で、適地ではなくなったのではないかと心配していました。しかし、今回は複数観察でき、一安心。頂上付近のアワブキ幼木にスミナガシの幼虫も多数観察できたので、矢張り、昆虫の発生は年によって波があるのだと感じました。

月例観察会  9月の掲示(PDF:341KB)はこちら

2019.09.24

<特別プログラム 9.24>
毎年1回、市民の森を出て観察を行い、植生の理解を深めようという企画です。今年は、横谷峡にしました。横谷峡は紅葉の時期がベストですが、その頃は混雑するので、まだ葉、実がついている時期にということで9月にしました。
23日に台風が通過するというので、風、雨がひどかったら、横谷峡は倒木、落石の心配があるので中止しようと考えていたのですが、台風の影響も少なく、朝の天気予報では雨マークもないので予定通り実施しました。
参加者は8人、横谷観音から乙女滝のある横谷峡入口まで歩いて観察しながら下りました。
市民の森では観察できないサワシバ、クマシデ、ハウチワカエデ、アサノハカエデ、チドリノキ、などが観察できました。
天気予報に反して、お昼前に霧雨程度の雨が降りだし、大急ぎで予定のコースを歩き終えました。降り出した時点にスマホで天気予報を見ると、雨マークが付いていたので、スタッフは逐次予報を見ておく必要を感じました。
今回、初めての横谷峡という参加者もいらっしゃったので、これを機会に、ご家族で紅葉の季節に楽しまれるとよいと思います。

(更新日 : 2019年09月30日)