今、市民の森では!8月

2019.8.20

今の時期に湿った場所で、すっきりした青の花弁をミッキーマウスの耳のように立てて咲いているのは、ツユクサです。
この花の構造は、花弁が3枚、上部の2枚は青、下部の小さな1枚が白です。
雌しべは1本、雄しべは花粉を出す2本が雌しべと一緒に突出し、花粉を出さない雄しべが上部に4本飾りのようについています。

花粉をださない雄しべは何のためについているのでしょう。

多田多恵子さんの著書「したたかな植物たち」に解説されているツユクサのしたたかさを、紹介します。
花粉を虫の身体につけて運んでもらう時に、虫は花粉も食べてしまいます。そこで、ツユクサは多量に食べられては花粉の生産エネルギーが勿体ないと、花粉をつくらない飾りの雄しべをつけて虫を誘うという戦略をとっているというのです。
これだけの仕掛けを獲得するまでに気が遠くなるような年月がかかっているのでしょうね。