2019.7
今年度から、新人研修に参加された会員で、森林整備事業部(事業部)の活動に興味を持った方々3名に、事業部の間伐作業を、半日見学していただきました。2名の方は、7月初旬に長野県の講習を受講され、後期から事業部の間伐作業に参加予定です。もう1名の方も、10月の受講を予定しています。
2名の方、平林さん、高浜さんは、未だ事業部員にはなっていませんが事業部への登竜門の長野県林業総合センター(塩尻)の林業技術者養成講座「伐木造材課程」を受講され、受講結果を高浜さんから報告して頂きます。
伐木造材講習受講報告 高浜文雄(森づくり部会・森林観察学習部会所属)
7月3日~5日に塩尻にある長野県林業総合センターで平林さんと一緒に3日間の伐木造材講習を受講し、無事受講証を頂いてきました。受講申し込みや、チェーンソーの貸出しなどいろいろサポート頂きありがとうございました。簡単な内容ですが、報告させていただきます。
講習の参加者は29名で年齢は若い方から年配まで幅広い方々でしたが、どちらかといえば年配の方が多かったように思います。なんと若い女性の方も1名参加されていました。
また、森林組合や造園業に携わっている方から我々のような素人まで、チェーンソーの経験レベルも多少ある方からほとんどない方もいてまちまちでした。
講師の方がこれらの参加者のレベル差も踏まえ、気配りをしながら講習を進めてくれましたので、我々のような素人でも問題なくついていけました。
講習の中身は、チェーンソー作業従事に当たっての講義半分、実技半分といったところですが、短い期間ですのでどちらも基本的なことを習い、チェーンソーの扱い、伐木の仕方などをほんの一部ですが実感できたといったところです。
講習と実技の様子です。写真①~⑥実技の最後に、自分たちで実際の伐木をします。写真⑦~⑧そのうちの一本を担当し、私が受け口を切り、平林さんが追い口を切って倒しました。私の受け口が想定の伐倒方向とずれていたので平林さんが補正に苦労されたと思います。その結果は多少想定よりずれましたがまあまあの首尾で倒すことができました。と勝手に思っています。緊張でドキドキものでしたが、倒れる様はすごい迫力で終わってみるとその達成感は何とも言えないものでした。
写真の平林さんの顔にも現れていると思います。写真⑨
これから森林整備事業の作業に参加させていただこうと考えていますが、先輩の皆様との多少の共通言語ぐらいは覚えられたので、実際の場面で右も左もわからずご迷惑をかけっぱなしよりはましになったと思います。そういう意味でもこの講習はとてもよかったと思います。興味をお持ちの方は、ぜひ講習を受けてみてはいかがでしょう。
(更新日 : 2019年07月29日)