今、森林整備事業部は 4月

2019.4

いよいよ新年度の森林整備事業部作業が始まりました。今年の作業は山頂広場周辺の間伐で、山頂からの富士山や八ヶ岳の景観を意識した施業となる予定です。

4月になり、折しも作業日直前に降雪があり、事業部始まって以来の雪中行軍となりました。
初日13日は恒例の安全祈願につづき、チルホールを使用して木を目的方向に伐倒する方法の実習。
17日には林業災害で死亡事故が最も多い、かかり木処理についての実習を行いました。


≪チルホールを使用して木を目的方向に倒す方法≫
①伐倒をしようとしている木の重心はの方向なので、通常の伐倒をすると木はへ倒れます。しかし、そこへ倒すのに支障がある場合、伐倒方向を調整する必要があります。
②周囲を確認し、安全で搬出などに都合の良い方向を決定します。
③伐倒しようとしている木のなるべく高い位置に玉掛けワイヤを取り付けます。
④チルホールを直接伐倒方向に取り付けることは非常に危険です。安全にチルホールを操作できるよう滑車で方向を変え、ワイヤロープを方向へ張ります。
⑤チルホールを操作する人は、チェーンソーで木を伐倒する状況に合わせながら(相互に連携をとりながら)ハンドルを引き、目的方向に木を伐倒します。


≪かかり木を安全に処理する方法≫
林業における死亡事故で一番多いのはかかり木処理作業中に発生しています。
当事業部では、かかり木になったとき、「必ず役員に連絡し処理方法を検討する」等の申し合わせを徹底し、安全に作業ができるよう心がけています。
①手前のアカマツを伐倒するが、方向を間違え後方のアカマツの頭頂部に掛かってしまう。
②伐根部は完全に切り落とされていない状態で、チルホールワイヤを対象木の下部に螺旋状に巻く。
③対象木周辺に人がいないことを確認後、チルホールを操作し、掛かり木を外す。