令和5年度 森林整備事業 作業日誌

月 7日(水)森林整備を実施します。(更新6時)
集合場所 山頂コースフェンス入口前 9時00分
<梅雨に入りました。濡れて滑りやすいので注意しましょう。特に、アカマツの伐倒で、伐倒木の上に倒した場合、アカマツ材が予想以上に滑り落ちます>

【6月7日の予定】今日は、森林整備を実施します。作業内容は、諏訪地域振興局林務課による、今年度の間伐範囲の調査を中心に行います。林務課職員と一緒に、間伐範囲を踏査します。また、先日の台風2号の影響で、フェンスから第一駐車場の”山頂コース”(茅野市市道)は、大変荒れており、原則、通行禁止になりました。そのため、フェンス前で集合し、普通車の方は、軽トラ(4駆)に分乗し、”市民の森関係車両”を掲示し入山します。尚、午後(13時30分)、事務所で、森づくり部会の部会を開催します。林務課のコメントを踏まえ、今後の森づくり部会の活動について相談したいので、参加をお願いします。

【6月3日の作業報告】台風一過の朝で、ガレ場までの作業道は、ぬかるんでいました。ガレ場は、岩の下を水が流れて、通常の雨上がりと同じ状況だったので、ナラ炭材の集材を行いました。6名が参加していただいたので、ガレ場の中のナラ枝を手渡しで集材しました。作業道がぬかるんでいるので、ガレ場横に集材し、後日、”しなの窯”まで移送します。

【6月3日の予定】蛇石川沿いのガレ場にある、ナラの枝を牽引し集材します。台風の後なので、地面やガレ場の状況を判断し作業を行います。

【5月31日の作業報告】第一駐車場奥の作業道への斜面は、ますます、滑りやすくなり、参加者の機材等を軽トラ1台だけに積んで作業道先端に移動します。帰りは、第一駐車場に置いてある車で牽引し引き揚げています。これから梅雨に入るので、何らかの対策が必要です。先日、元森林整備事業部長の方からアドバイスを頂いており、砕石等を敷いて対応したいと考えています。昨日は、破損した、小型運搬機を、重機で吊って、救出しました。壊した方は、責任をもって修理するとのことです。(写真参照)

<ヒヤリハット:枝が落ちてきます>前週から、斜面側の間伐に移行しており、カラマツを倒した際に、伐倒木と周辺のカラマツの枝が落ちてきます。昨日は、伐倒後、約3分経過してから、周辺のカラマツの枝が落ちてきました。伐倒木の玉切作業に移る際は、周辺のカラマツ等の枝の状態を良く見てから開始して下さい。

【5月31日の予定】森林整備を実施します。重心の見極めが難しい場合は、複数の会員で確認します。伐倒対象立木の周辺灌木(ブッシュ)を伐り、立木の先端が良く見えるようにし、立木の根元を先端を見ながら、一回りし、幹や枝の方向を確認します。

【5月27日の作業報告】ガレ場から少し斜面側に上った範囲を、広がって間伐しました

【5月27日の予定】森林整備作業を実施します。今日は、薪づくり講習会用の集材や炭焼き体験講習会用のナラ引き出しを中心に実施します。

【5月24日の作業報告】参加者が少なかったので、午前中、吉田山内の危険木、風倒木、枯損木の処理を行いました。

【5月24日の予定】今日は、”沢沿いの小径”の風倒木処理や、各散策路付近(南コース、北コース、市民の池周辺、せせらぎコース、野鳥の小径)の危険木、風倒木処理を行います。その後、今年度間伐範囲に管理プロット(10m四方の間伐量の計測用範囲)を設定します。

【5月20日の作業報告】前回の続きの暖斜面の間伐を行いました。重機のグラップルを利用し、ナラ材を引き出し、作業道の先端部分に置きました。前日の雨の影響で、第一駐車場へ戻る急坂は、滑りやすく、機材を積んだ軽トラを、第一駐車場側に残した軽トラで牽引し、上りました。昨年度の”南コース”脇の間伐材活用と比較し、手間が掛かります。

【5月20日の予定】前回の続きの暖斜面の間伐を行います。昨日の雨で、作業道、斜面が濡れていますので注意しましょう。中径木以上のカラマツが多く、かかり木になりそうな場合は、おいづる伐りの利用も検討してください

<豆知識>”めまとい虫”が出始めました。伐採の時に気が散ります。ネットで調べると、”ハッカ油”が効果が有るそうです。ヘルメットや首に巻くタオルに吹きかけてはいかがですか!

【5月17日の作業報告】作業道の先端部から先の暖斜面の間伐を行いました。また、作業道脇の間伐材を春の薪づくり講習会用に、第一駐車場下の斜面へ移動を始めました。昨日は、軽トラに材を乗せていると、作業道から第一駐車場への斜面を登りませんでした。

【5月17日の予定】ガレ場に沿った2~5m幅の間伐は、まだ玉切が残ていますが伐倒は、ほぼ終わりました。今後、ガレ場から山側の50~60mの幅で暖斜面部分の間伐を行います。作業道の軽トラが入れる先端部分から最北東端に向かい作業します。

【5月13日の作業報告】かかり木処理を行いました。ツルが架かっていて、処理に時間が掛かりました。午後1時頃から雨が強くなり作業を中止しました。

【5月13日の予定】天気予報で、12時から小雨のため、午前中の作業とします。伐倒木の玉切は残っていませんが、かかり木が1本残っています。かかり木処理は、当日処理が原則ですが、15時以降にかかり木になった場合は、風の状態、かかっている状態が安定しているか、場所、チルでの牽引が必要か等を考慮し、次回作業とすることが有ります。その場合は、かかり木等に”黄色テープ”を巻き注意を促します。

<連絡>6月7日(水)9時から、諏訪地域振興局林務課職員の方が、今年度の間伐範囲調査で入山します。現在のガレ場付近の間伐について意見が聞けるので、調査だけでも、一緒に参加をお願いします。

【5月10日の作業報告】始めに玉切り作業を行い、午後から伐倒作業を行いました。午後の伐倒作業で、小型運搬機の退避場所が不適切で、伐倒材が接触し操作バーが変形しました。そのため、エンジンはかかるのですが、クラッチ等の操作ができないので、動かすことができない状態です。

【5月10日の予定】伐倒した材で、まだ玉切が残っているので、始めに玉切を行います。前回、玉切の長さについて話題になったので、連絡します。玉切の目的は、伐倒材を土に着け、早く腐ることを目的とします。ただ、長くても、2.5m程度です。毎回、検査の際に検査官が玉切の長さを図っています。また、風倒木や、10年以上前に伐倒した立木が、長いまま倒れている物も、できるだけ土に付けるように、玉入りして下さい

【5月6日の作業報告】午前中は、残っている伐倒木の玉切を行いました。午後は、風が強くが吹く時があり、伐倒は危険と判断し、春の薪づくり講習会用に作業道脇の材を運搬し、第一駐車場トイレ横に集材しました。

【5月6日の予定】前回倒した伐倒木の玉切から始めます。ガレ場に倒したナラ立木は、先端の枝を森づくり部会の”炭焼き体験講習会”で利用します。

【5月3日の作業報告】小型運搬機のクラッチは多少改善されましたが、完全では、ありません。今回も、ガレ場のナラ立木に掛かる伐倒木が多く、チルで牽引し倒しました。久しぶりに、かかり木を全て処理し、作業を終了しました。

【5月3日の予定】前回のかかり木処理から始めます。小型運搬機のクラッチの調子が悪いので、調整します。

【4月29日の作業報告】今日は、”市民の森を創る会”主催の”森開き”で、当会会員も参加したため、午前中は、2名で、午後合流し4名で森林整備を実施しました。今回も、蛇石川ガレ場中ほどの、ナラ大径木(60年から太いものは70年は経っていると思われます)に伐倒した立木が掛かり、チルで牽引処理しています。あらためて、ナラの固さを認識しています。現在の間伐部分は、ガレ場と斜面の立ち上がりまでの少し平らな場所なので、移動や、牽引作業は、比較的楽です。しかし、立木が太く参加した会員の3名は、ガイドバー50cm前後のチェーンソーを利用しています。

4月29日の予定】蛇石川のガレ場に沿った奥を間伐します。重機は、作業道入口(沢沿いの小径の分岐)に置いてあります。連休中は、入山者が多いと思われますので、作業道側に入らないよう停めてあります。尚、本日午前中は、”市民の森を創る会主催の山開”で、生徒児童や保護者を含め40人以上の一般の方が、水車小屋から”市民の池”を往復します。事業部員の車は、第一駐車場の物置付近に駐車し、一般の方が、水車小屋方向に駐車できるようにしてください。また、本日は、伐採機器(燃料・トビ、フェリング)等は、物置の横のブルーシートの下に置きます。

【4月26日の予定】雨天のため中止します。

【4月22日の作業報告】ガレ場に沿った範囲の間伐を実施しました。ナラ立木が3mから5m間隔で並んだ場所が続き、順次、3割間になるように伐倒しました。一部、かかり木になったので、チルを運び込み、牽引し倒しました。今回参加した事業部員が、珍しい伐倒方法を披露しました。下記写真を参照してください。今年度は、立木の状態で、最適な伐倒方法を選択できるようにしたいと思います。帰りは、重いチルや機材やチェーンソーを小型運搬機に乗せ帰りました。(楽です!)

【4月22日の予定】前回の続きを間伐します。

【4月19日の作業報告】予定通り、カラマツ大径木のかかり木処理と ”沢沿いの小径”の危険木を片づけました。その後、ガレ場に沿って間伐を進めました。今年度の間伐範囲の最東端のナラ立木に黄色テープを巻き、蛇石川沿いに間伐を進める場所を明確にしました。軽トラが入れる作業道の終端から間伐作業場所が離れ、機材や燃料を運ぶのが大変になってきたので、次回から、当会の小型運搬車を持ち込み、運びたいと考えています。かかり木処理は、3名で処理方法について相談しながら進め、約2時間弱掛かりました。

【4月19日の予定】始めに、前回かかり木となった、カラマツ大径木をチルで牽引し、処理します。また、”沢沿いの小径” 沿いの危険木も処理します。その後、ガレ場付近の平らな範囲を蛇石川に沿って間伐します。

【4月15日の予定】雨天のため中止します。

【4月12日の作業報告】雨天のため午前中の作業となりました。ガレ場に向かって傾斜したカラマツ大径木(直径50cm強)を伐倒しました。倒れる先に、ナラ中径木があるため、勢いを付けて倒すため、”おいづる伐り”で倒しましたがナラ立木の二股に、かかり木となりました。写真①倒れた直後。写真②切り株:突っ込み切りは、ガイドバー(45cm)が幹の直径より短いので、一緒に伐倒した部員の方に、おいづる側の後ろから突っ込むガイドバーの高さを見て頂き、両側から突っ込みました。”おの目”を両方に入れましたが、”切り残し”の右側の深さが足りなく、不十分で裂けが発生しました。少し、伐倒方向が左側にズレたか? 写真③”おの目”の位置が少し前すぎるのと、深さが足りない。

初日の”伐倒競技会”でも話題になった ”おの目” ですが、針葉樹は、しっかり”おの目”を入れることが必要です。

【4月12日の予定】前回の続きを間伐します。天気予報は、午後から少雨なので、午後の作業は、天気を見ながら判断します。蛇石川沿いの平らな部分は、比較的太い立木が多いです。未だ葉が茂っていないので、特にカラマツは、先端の枝の張り方(方向)より、中ほどの幹が湾曲している時、重心の判断が難しいです。

【4月8日の作業報告】作業道の一番奥の、蛇石川のガレ場と北西斜面の立ち上がりの、幅30m程を下流に向け伐採を進めました。シラカバ中径木、ナラ中径木やカラマツの少し太い立木を伐倒しました。傾斜は、少ないですが、ガレ場に倒すので、ガレ場の玉切は、足を取られます。測量の時、伐採実施範囲が洩れないように、ところどころに残した立木に黄色テープを巻いています。作業道の崩れた部分は、重機で小さな”切通し”にし、第一駐車場から作業道の一番奥まで軽トラで入れるようになりました。写真は、この範囲に多いナラ材の切り株で,芯切りが不十分な悪い例です。このナラ材は、重機のグラップルで、作業道まで持ち上げました。

【4月8日の予定】第一駐車場の蛇石川沿いの奥で、間伐作業を実施します。作業道の奥まで軽トラにチェーンソー機材等を乗せ運びます。未だ体が作業に慣れていないので、安全第一で作業します。しばらくは、蛇石川沿いの比較的平らな場所の間伐作業になります。直径が30cmほどのシラカバ、カラマツを中心に伐倒します。

【4月5日の作業報告】安全祈願、伐倒競技会、続いて間伐作業を実施しました。伐倒競技会は、受け口の切り方、追い口の切り進め方、おの目の入れ方等、喧々諤々の状態で、写真を撮るのを忘れました。受け口の角度が30度から45度を改めて確認しましたが、皆さん、かなり狭いと感じたようです。多くの事業部員が実際に切りながら討議するのは、なかなかできないので、有意義だったと思います。来年度は、実際、間伐範囲で伐倒しながらの競技会も良いのでは! との意見もありました。午後から、第一駐車場奥の昨年度の続きから間伐を開始しました。作業道を塞いだ ”崩れ” は、ほぼ取り除くことができ、次回の作業で、軽トラで、奥まで入れそうです。尚、今年度の新入会の会員の方も、埼玉県の特別教育終了証を見せて頂き、午後からの間伐作業に参加しました。

【令和5年4月5日の予定】初日の間伐作業を実施します。今年度の始めの間伐作業です。横河口に集合し、吉田山の”山神”様の前で安全祈願を行います。その後、旧製材場跡に移動し、伐倒競技会を行います。約3mのカラマツ中径木を立て、重機で押さえ、参加者ごとに、伐倒方向の目標を設定し、受け口、追い口を切ります。伐倒方向の正確さや受け口、追い口の切り方の全体を見て、点数を付けます。その後、午後は、第一駐車場奥の間伐を行います。

<月別 安全注意事項>
4月:作業前の準備運動をしっかり行いましょう。暑くなり、汗を掻くので着替が必要です。

 

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令和5年度の、このページ利用について。茅野市「市民の森」吉田山の間伐作業の実施について、原則、森林整備事業部員への連絡用に利用します。掲載のタイミングは、間伐作業日の6時までに更新します。特に雨天等の判断が厳しい場合は、2つの天気予報ページを参考に判断するので、6時ギリギリになります。間伐作業日に他団体が間伐範囲近くに入山する可能性がある場合は、他団体に本ページで、当日の当会の間伐範囲(どの辺で間伐作業を行うか)や、天候の状況で中止すること等の注意喚起のため掲載することが有ります。尚、本間伐作業は、長野県と茅野市の補助金を頂いて活動しており、補助金申請用の作業報告書としても利用しています。

令和5年6月より、森林整備事業部が、森づくり部会に統合したので、森林整備作業日の活動も、記載しています。

 

(更新日 : 2023年04月05日)