森林整備事業部の皆さんへ
お知らせ
茅野市より、12月15日付けで間伐対策事業補助金額の確定通知を頂き、今年度の茅野市「市民の森」吉田山間伐作業の長野県と茅野市の補助金と育林祭植樹会場整備事業の委託金が全て確定しました。今年度は、森林整備事業部(事業部)会員のご協力で間伐作業経費を減額し、2年間続いた収支の赤字は黒字になりました。ありがとうございます。
尚、茅野市と財産区が締結している“森林づくり協定”が来年度(令和5年度)で終了します。令和6年度以降も間伐を行うためには、再締結が必要です。そのため、令和6年度以降の間伐範囲候補地を、会員のご協力で10月に実地調査(踏査)を行い、その調査結果を12月20日に茅野市と財産区に提出しました。今後は、財産区の中で“吉田山”の森林づくりについて検討し、再締結するか判断することになります。
茅野市「市民の森」吉田山は、約200ha の広さが有ります。事業部は、平成14年以降、吉田山の森林整備を実施してきましたが、林道、広場、池、湿地、駐車場等を除くと、間伐できる範囲が少なくなっています。吉田山は、森林の成熟に伴い、間伐から皆伐・再造林が適した森林へと移り変わって来ています。
今年度の長野県“信州の森林づくり事業(県単独森林整備事業)”の補助金単金は、7林齢以上の間伐範囲と認知され、従来の補助金単金より少し高くなっています。(太い木を伐倒して、“ご苦労さん”単金!)
来年(令和5年)度の間伐範囲は、事業部が予定している範囲を、3月初旬の茅野市、財産区との打合せで説明し、整合をとる予定です。以下に、来年の事業部の予定について連絡します。
①令和5年3月初旬:
茅野市、財産区と、令和4年度の実績報告と令和5年度の当会事業の説明打合せを実施
②令和5年3月中旬:
令和5年度 茅野市への伐採届の準備:間伐範囲調査と伐採届の提出
③令和5年3月下旬:
令和5年度 全体会議。尚、補助金や委託金は、順次、当会に入金されています。事業部の作業経費は、全体会議でお支払いしたいと考えていますので、全体会議への出席をお願いします。
<お願い>
来年度(令和5年度)は、吉田山の間伐作業だけでなく、今後の当会の森林整備について検討し方針決定が必要です。会員各位に個別にお願いすることが多くなると思いますので、一緒に活動をお願いします。
・今後の間伐範囲の茅野市・財産区との打合せ対応
・間伐から皆伐・再造林の検討と実施方法
(更新日 : 2022年12月30日)